離職防止につながる助成金

「なんで辞める決心をする前に相談してくれなかったの??」

部下が辞めると言ってきたとき、経験したことがある気持ちではないでしょうか?

やっと成長してこれからなのに・・・
リーダーになってほしかったのに・・・

採用費用、これまでの賃金や経費を考えると、
会社にとって人が離職するのはとても大きな打撃です。

 

長年離職者と関わってきましたが、
離職の原因ベスト3位は下記です。
東予地区のリアルなデータです。

1位「職場の人間関係が悪かった」
2位「給料など収入が少ない」
3位「労働時間、休日などの労働条件が悪い」

職場の人には相談しにくいのです。
経営者の知らないところで人間関係のトラブルは起こっています。

また、自分が企業の中でどうキャリアを積んでいけばいいのか、
将来を悩んでいる人もいます。
そんな悩みが離職につながることもあります。

中小企業ではたびたび面談をとる時間も余裕もない現状があります。
そこで、ご紹介したいのが国家資格キャリアコンサルタントによる
セルフ・キャリアドックという制度です。

キャリアコンサルタントは、個人の適正、職業経験や能力に応じて、
キャリアプランを設計したり、研修やカウンセリングも行います。

従業員が抱えている悩みや、
今後のキャリアアップに向けて、
定期的にキャリアコンサルタントからカウンセリングを受ける機会を企業が導入する制度です。

カウンセリングを定期的に行うことで、
今抱えている悩み、仕事に対するモチベーション向上、
定着率のアップ、生産性向上へつながります。

平成27年度から、人材育成の一環としてセルフ・キャリアドッグ制度を導入する企業が助成金を受けられるようになりました。
多くの企業が導入を進めています。

支給金額:475,000円(生産性要件を満たす場合は600,000円)
対象企業:中小企業であること

キャリア共育研究所もキャリアコンサルタントが数名おります。
助成金活用の専門社労士もおります。
詳細はぜひご相談ください。

採用した優秀な人が離職しないよう、導入をお勧めしています。

関連記事

  1. 採用・定着・教育で使える助成金活用セミナー

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。